
生理中に避妊に失敗してしまった場合、「今生理中だからアフターピルを飲んでも意味がないのではないか」と不安になる方は少なくありません。
しかし、結論から申し上げますと、生理中であってもアフターピルは十分に避妊効果を発揮します。
この記事では、生理中にアフターピルを服用した場合に起こること、現在の生理や次回生理への影響、消退出血の有無、副作用、そして妊娠判断のタイミングまで、医療機関の情報をもとに詳しく解説します。
今まさに不安を抱えている方は、時間との勝負になりますので、できるだけ早くアフターピルを服用することが大切です。
生理中にアフターピルを飲んでも効果はある

生理中にアフターピルを服用しても、避妊効果は十分に発揮されます。
「生理中は妊娠しない」という認識から、アフターピルの服用を躊躇される方もいらっしゃいますが、これは誤解です。
実際には、生理中であっても妊娠の可能性はゼロではありません。
特に生理周期が不規則な方や、生理期間が長い方の場合、生理の終わりかけに排卵が起こる可能性も考えられます。
また、出血が生理なのか不正出血なのか自己判断が難しい場合もあります。
そのため、避妊に失敗した性行為があった場合は、生理中であってもアフターピルの服用が推奨されます。
アフターピルの避妊成功率
アフターピルの避妊効果は、服用するタイミングによって異なります。
性行為後24時間以内に服用した場合、避妊成功率は約99%とされています。
72時間以内であれば一定の効果が期待でき、多くのアフターピルはこの時間内での服用を推奨しています。
さらに、120時間(5日間)有効なタイプのアフターピルも存在します。
いずれにしても、早ければ早いほど避妊効果が高まるため、生理中であっても迷わず服用することが重要です。
なぜ生理中でもアフターピルが必要なのか
生理中にアフターピルが必要とされる理由には、いくつかの医学的な根拠があります。
生理中でも妊娠の可能性がある
一般的に、生理中は妊娠しにくい時期とされていますが、決して妊娠しないわけではありません。
精子は女性の体内で最長5日間程度生存できるとされています。
生理期間が長い方や生理周期が短い方の場合、生理の終わりかけに性行為を行い、その数日後に排卵が起これば、妊娠する可能性があります。
また、ストレスやホルモンバランスの乱れにより、予想外のタイミングで排卵が起こることもあります。
アフターピルの作用メカニズム
アフターピルは主に以下の2つの作用によって妊娠を防ぎます。
- 排卵の抑制・遅延:まだ排卵が起こっていない場合、排卵を遅らせることで精子と卵子の出会いを防ぎます
- 子宮内膜の変化:子宮内膜を薄くすることで、万が一受精した場合でも着床しにくい環境を作ります
これらの作用は、生理中であっても有効に機能します。
特に排卵抑制作用は、生理後に訪れる排卵期に向けて働きかけるため、生理中の服用でも十分に意味があるのです。
出血が生理とは限らない可能性
自分では生理だと思っている出血が、実際には不正出血や着床出血である可能性も否定できません。
不正出血は、ホルモンバランスの乱れやストレス、排卵期の出血など、さまざまな原因で起こります。
着床出血は受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる少量の出血で、生理と間違えやすいものです。
このような理由から、出血があるからといって妊娠の可能性がないとは言い切れないため、避妊失敗があった場合はアフターピルの服用が推奨されます。
生理中にアフターピルを飲んだ場合の具体的な影響
実際に生理中にアフターピルを服用した場合、身体にどのような変化が起こるのか、具体的に見ていきます。
現在進行中の生理への影響
生理中にアフターピルを服用しても、現在進行中の生理は通常通り終了することがほとんどです。
ただし、一部の方では以下のような軽い変化が起こる可能性があります。
- 出血量がやや増える、または減る
- 生理期間がわずかに長くなる、または短くなる
- 生理痛の程度が変わる
これらはアフターピルに含まれるホルモンの影響によるものですが、急激な変化が起こることは稀です。
もし極端に出血量が増えたり、激しい痛みが続いたりする場合は、医療機関への受診を検討してください。
消退出血について
アフターピル服用後には、「消退出血」と呼ばれる出血が起こることがあります。
消退出血とは、アフターピルに含まれるホルモンの作用で子宮内膜が剥がれ落ちることによる出血です。
通常は服用後2〜3日から3週間以内に発生しやすいとされています。
しかし、生理中に服用した場合は、すでに子宮内膜が剥がれている状態のため、消退出血が起こらない、または起こりにくい傾向にあります。
消退出血がないからといって、必ずしもアフターピルが効いていないわけではありません。
生理中の服用では、現在の生理が消退出血の役割を果たしている可能性が高いためです。
次回生理への影響
アフターピル服用後の次回生理には、以下のような影響が出る可能性があります。
- 予定日のずれ:最大10日前後早まる、または遅れることがあります
- 出血量の変化:通常より多い、または少ない場合があります
- 生理痛の変化:いつもより強い、または軽い場合があります
これらはアフターピルによるホルモンバランスの一時的な乱れが原因です。
WHO(世界保健機関)の研究によると、アフターピル服用後、約50%の方で生理周期が数日前後ずれるとされています。
また、医療機関のデータでは、95%の方が予定日の前後7日以内に生理が来るとされています。
次回生理が予定日から大きくずれた場合や、3週間以上来ない場合は、妊娠の可能性も考慮して医療機関を受診することをおすすめします。
アフターピル服用時の副作用
アフターピルは生理中であっても、通常時と同様の副作用が起こる可能性があります。
主な副作用
アフターピル服用後に起こり得る主な副作用は以下の通りです。
- 吐き気・嘔吐
- 頭痛
- 倦怠感・疲労感
- 乳房の張り
- 不正出血
- 腹痛・下腹部痛
- めまい
多くの副作用は服用後24時間以内に消失するとされています。
特に吐き気は比較的よく見られる副作用ですが、一時的なものがほとんどです。
副作用への対処法
もし服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合は、薬の成分が十分に吸収されていない可能性があります。
この場合は、医療機関に連絡し、再度服用が必要かどうか確認することをおすすめします。
また、頭痛や腹痛がひどい場合は、市販の鎮痛剤を併用しても問題ありませんが、心配な場合は医師や薬剤師に相談してください。
副作用が長引く場合や、激しい痛みや大量出血がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
妊娠判断のタイミングと方法
アフターピルを服用した後、妊娠していないかどうかを確認することは非常に重要です。
妊娠検査のタイミング
アフターピル服用後、3週間以上経過しても消退出血や次回生理が来ない場合は、妊娠の可能性が高いと考えられます。
この場合は、妊娠検査薬を使用するか、医療機関を受診することをおすすめします。
妊娠検査薬は、性行為から3週間後、または生理予定日の1週間後から使用できるものが一般的です。
着床出血との区別
着床出血は、受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる少量の出血です。
生理や消退出血との違いは以下の通りです。
- 量:着床出血は少量で、生理より明らかに少ない
- 色:ピンク色や茶色っぽい色が多い
- 期間:1〜3日程度の短期間
もし出血が着床出血の可能性がある場合は、妊娠検査や医療機関の受診を検討してください。
受診が必要なケース
以下のような場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
- 服用後3週間以上経過しても生理が来ない
- 極端に少ない出血しかない
- 激しい腹痛や大量出血がある
- 妊娠検査薬で陽性反応が出た
- 副作用が長引いている
世間の声
実際にアフターピルを生理中に服用した方々の声をご紹介します。
生理中だったけど念のためアフターピル飲んだ。いつもより生理が1日長くなったくらいで、特に問題なく次の生理も普通に来ました。
引用:医療相談サイト投稿より
生理中の服用でも、現在進行中の生理にはほとんど影響がなく、次回生理も順調に来たというケースです。
このように、多くの方が大きな問題なく経過されています。
生理2日目にアフターピル服用。消退出血はなかったけど、次の生理が予定より3日早く来ました。不安でしたが医師に確認したら問題ないとのことでした。
引用:婦人科クリニック体験談より
生理中の服用では消退出血が起こらないケースが多いことを示す事例です。
不安な場合は医師に確認することで安心できますね。
生理中だったから大丈夫だと思って放置してしまった。後で調べたらアフターピルは生理中でも飲むべきだったと知って後悔しています。
引用:医療相談サイト投稿より
「生理中は妊娠しない」という誤解から、アフターピルの服用を躊躇してしまった事例です。
正しい知識を持つことの重要性がわかります。
生理か不正出血か判断がつかなかったけど、とりあえずアフターピル飲みました。結果的にそれで良かったと医師に言われました。
引用:オンライン診療体験談より
出血の種類が判断できない場合でも、迷ったらアフターピルを服用するという判断が正しかった事例です。
時間との勝負であるため、迷っている時間がもったいないというケースです。
服用時の注意事項
アフターピルを服用する際には、いくつかの注意点があります。
服用できない場合
以下の場合は、アフターピルの服用に注意が必要です。
- 妊娠している可能性が高い場合:すでに妊娠が成立している場合、アフターピルは効果がありません
- 授乳中の場合:服用後24時間は授乳を中断する必要があります
- 特定の薬を服用中の場合:一部の薬との併用で効果が減弱する可能性があります
持病がある方や、他の薬を服用中の方は、医師に相談してから服用してください。
服用のタイミングが重要
アフターピルは、避妊失敗後できるだけ早く服用することが最も重要です。
生理中であることを理由に服用を遅らせると、避妊効果が低下してしまいます。
72時間有効のアフターピルであっても、24時間以内に服用するのとでは成功率に差があります。
時間が経過するほど効果が下がるため、迷っている時間があれば、すぐに行動を起こすことをおすすめします。
繰り返しの使用について
アフターピルは緊急避妊薬であり、通常の避妊方法の代わりとして頻繁に使用するものではありません。
頻繁に服用すると、ホルモンバランスが大きく乱れ、生理不順などの原因となる可能性があります。
継続的な避妊が必要な場合は、低用量ピルやコンドームなど、通常の避妊方法を検討してください。
まとめ:生理中でもアフターピルは必要です
生理中にアフターピルを飲むことについて、多くの疑問や不安があるかもしれませんが、生理中であっても避妊効果は十分に発揮されます。
生理中は妊娠しないという認識は誤りであり、精子の生存期間や排卵のタイミング、不正出血との区別の難しさなどを考えると、避妊失敗があった場合は迷わず服用すべきです。
現在進行中の生理への影響は軽微で、消退出血は起こりにくい傾向にありますが、それは異常ではありません。
次回生理は予定日からずれる可能性がありますが、多くの場合は前後7日以内に来ることがほとんどです。
副作用は通常24時間以内に消失し、妊娠判断は服用後3週間を目安に行うことが推奨されます。
もし今まさに不安を抱えている方は、時間との勝負になります。
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支払方法もクレジットカード、銀行振込、コンビニ後払い、代引きなど複数の選択肢があります。
時間が経過するほど避妊効果は低下します。
生理中であることを理由に躊躇せず、今すぐ行動を起こすことが、あなた自身を守ることにつながります。
不安な気持ちを一人で抱え込まず、適切な対処をすることで、安心した日常を取り戻してください。